最近、あややこと「松浦亜弥」にハマっています。
Youtubeを徘徊していたら、出てきたので懐かしさも相まって見たのです。
よりによってライブ版を。
こんなすごい子だったのかと
「すごい子」と言ってますが、あややは僕より年上です(笑)
とは言っても、ほぼ同年代ですね。
とにかく歌が上手い、MCも面白い。
一番すごいと思ったのは、歌の表現力。
心に隙間にするっと入り込んできて、くすぐってくる。
気がついたら元気になったり、感動したりして、釘付けになってる。
曲がいいのももちろんありますが、あややの圧倒的な表現力があってのことだと思います。
ライブ版を見ると、それがハッキリわかるんですよね。
けっこうカバーとかやってて、それも一通り見たんですが、油断すると「あれ?この曲ってカバーだよな?」という錯覚に陥ります。
なんかしんないけど「あややの曲」になってるんすよ、、、こええ。
どうして今頃なのか
リアルタイムでは正直ピンと来なかったんですよ、あやや。
たぶん「同年代」ってところが原因な気がするんです。
あくまで個人的な見解ですが、あややの放つ圧倒的なアイドルパワーというのは
同世代に響きづらいパワーというか、10代の青春パワーの延長線上な気がするんですよね。
つまり同じ世代の人はみんなそのパワーを持っているわけで、いちいち外からもらう必要がないわけですよ。
その上、あややのアイドルパワーは青春パワーの頂点のような具合なので、同世代の僕らとしてはある意味嫉妬するような存在で、認めたくない存在だったのではないかと。
そして今、僕があややにハマってしまっているのは、今はもう失った青春パワーをあややに分けてもらっている。そんな感じな気がします。
当時、就職氷河期と言える時期で、世の就活生は未来に対して不安と焦燥を感じていたそうです。
社会全体も不景気と呼ばれていた時期ですね。
そんな疲れ切った大人たちの前に颯爽と現れてたあややというスーパーアイドル。
そりゃあハマるよね。
中途半端なアイドルなら見向きもしないだろうが、どこをとってもパーフェクトでアイドルに必要な条件をすべて1人で兼ね備えていたのだから。
もっと下の世代だったら、あややの現実感のないパーフェクトな存在が憧れになっていたのだろうと容易に想像できますね。
平成のラストアイドル
平成が終わり、令和に移り変わったこの時代。
今、世間のみんなはアイドルというものにどういうイメージを持っているのだろうか。
僕は今まで、アイドルというものに興味を持たず生きてきたので、どういうものなのかはハッキリと定義できなかった。
でもあややを見てハッキリした。
アイドルというのは、みんなの心に明日を生きる活力を与える「栄養」なのだ。
その中で極上の栄養素を抜群のバランスで配合しているのが「あやや」というアイドルなのだと思う。
青春の真っ只中に「あやや」は存在した。
でもその時は「栄養」が足りていたから、見向きもしなかった。
そこから十数年経って、あややから栄養をもらっている。
僕、「栄養」が足りてないんだな(笑)