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【営業日報15日目】ガサ入れ

今日は孤独死のあった物件の遺品整理を行って参りました。

星三つならぬ銅鑼三つ。

午前は管理物件の内観写真を新たに撮影してきました。
日当たりの良い物件は天気が良くて明るい時間帯に撮影するのが鉄則です。

お昼は週1の楽しみである、外食へ。
今日は周辺でも評判の中華屋で、上海焼きそばを食べてきました。
とにかくこの中華屋は味付けがグンバツです。
旨味が四方八方から襲ってくる。並の中華料理では感じられない、まさに旨味の八極拳です。

僕の心の銅鑼が鳴りっぱなしです。これはリピート決定。
いつもこの中華屋では海鮮麺を頼むのですが、今度からは上海焼きそばも高確率で頼むことになりそうです。

コロナの件で、みんな中国にはヘイトを感じているところですが、料理に罪はありません。
美味けりゃいいんです。美味けりゃ幸せなのです。

死臭 vs 線香

午後は、社長と事故物件の遺品整理へ。
消臭スプレー、消臭ビーズ、お線香、軍手、マスク2重と重装備で臨みました。

遺体を発見して以来の訪問のため、めちゃめちゃ行くの嫌だったです、、、
とはいえ、第一発見者としての責務は果たさねばなりません。
親族のいない方だったので、貸主である我々が事後処理をしなければならないのです。

開けた瞬間、漂う強烈な腐敗臭・・・
腐敗臭というかなんというか・・これは一度嗅いでみないとわからないです。
言葉ではとても伝え切れるものではありません。とにかくキツイ。

すぐに窓を開けて換気をしつつ、消臭スプレーを散布し、消臭ビーズを設置。
そして最後はお線香の束を3つ。

お線香の香りが漂い始めた瞬間、死臭がかなり収まりました。
お線香の威力は絶大。霊にも効くっていうぐらいですからね、素晴らしい。


その後は通帳や払い込み票など、お金にまつわるものの整理。
残念ながら、通帳関連はすでに警察に回収されてしまっているようでした。

会社としては家賃や光熱費などの支払いなどをどうするかハッキリさせたいのです。
光熱費の払い込み票は見つかったので、それらを持ち帰ることに。
今後の処理としては電気ガス水道の停止、ハウスクリーニング業者への発注です。

思いのほか床が体液でグズグズになってませんでした。
死後2ヶ月かつこの寒い季節だからってのが大きいようでした。
夏だと臭いがこの何倍もキツくて、遺体が溶けてしまうそうです・・・
今回も充分キツイ臭いだったんですけどね。
社長曰く、本当にヤバイ臭いは「目に見えるレベル」らしいです。想像しがたい・・・

また何度か足を運ぶことにはなりそうですが、次回以降はクリーニングが終わった後なので、そう考えると気楽です。
前回、僕が遺体を発見した日は、霊感のある先輩曰く、
霊が僕の後をついてきていたようですが、今回はついてきてないそうです。
お線香の力恐るべし!

ってか取り憑かれてなくて良かった・・・笑

ドタキャン客が申し込み?

遺品整理が終わり、会社に戻ったところ、先日ドタキャンをした方が来店。
何かよくわからない言い訳をしていましたが、要はドタキャンした理由があったとのこと。
連絡出来なかったのはわかるけど、後から連絡すればいいのでは?と思いましたが・・

まあ、わざわざ遠いところから来店してきたのだから、その件はもういいとして、急遽物件案内をしてきました。
物件を見せたところ、気に入ったそうで、申し込みをいただきました。

ただ、1つ問題が。

このお客様の年収と物件の賃料とのバランスが悪い・・
要はお客様の年収が低いんです。
今回の物件は保証会社加入必須のため、保証会社へ審査を通さないといけないのですが・・・
否決になる予感しかしません。
ってか、この年収でこの賃料は無理あるって・・・

あまり期待せずに結果を待つこととします。

あまり良くない日でした

僕は基本的に事務関連の仕事が苦手で、よく注意されるのですが、今日はたくさん注意されてしまいました。
っていうか、かなりつまんないことではあるのですが・・
集中力のある日だと、事務仕事もシャッキリしてるんですけどね。
調子悪い日だと、真っ先に影響出るのが事務仕事です。

重大な間違いをしているわけではないので、特に気にはしておりませんが、
会社に属する以上、会社のやり方をしっかりトレースしなければなりません。
でも結果的に同じならいちいちトレースする必要はないと僕は考えてしまいます。
しかし、これでは不和を生んでしまうことが明白。
それを防ぐために「従う」ということですね。いち会社員でしかないんだから。

一番必要なのは「職場での良好な人間関係」です。
会社に属するってのは、全てこの言葉に集約されると思います。

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